その他

西行忌

”ねがはくは花の下にて春死なむそのきさらぎのもちづきの頃” 西行 新暦3月15日(旧暦2月16日)は、西行(1118―1190)が没した日、ご存じのように西行は、平安後期の歌人で、俗名は佐藤 義清(さとう のりきよ) NHKの大河ドラマ”平清盛”でも描かれていた…

大飯原発再稼働容認…チャンスを逃がすのか 

政府は大飯原発について、安全性の判断基準を満たし、関電管内の電力不足を理由に再稼働を妥当と判断した。 フクシマの以前から、原子力の事故に対して、ずっと「改善」「見直し」が唱われてきた、でも、その結果はご存じの通り「改善」「見直し」は先送りさ…

泊原発再稼働? 過ちて改めざる、これを過ちと謂う。   

「民主党の前原政調会長は28日、都内で講演し、全国54基の原子力発電所の中で唯一稼働中の北海道電力泊原発3号機が定期検査のため運転を停止する5月5日までに、政府が再稼働の方針を示すとの見通しを示した。」…読売新聞 最近、原発事故を技術的な問…

土間(三和土)叩き参加しませんか。 

2月11日(土)、12日(日)に”時ノ寿・standard・木組の家”で土間に三和土の叩きをやります。 無性に土を叩きたい人、仕事上のストレスを抱えている人、女房と冷戦状態の人など大歓迎。 今回の三和土はサバ土+石灰+苦塩をまぜて叩く予定です。 ところで三和…

 年新た

昨夜は仏教の教えに習い、除夜の鐘を聞きながら、百八つの煩悩を払った。 今日は早朝から神社仏閣に出かけて初詣、 、 ”何事の おはしますをばしらねども かたじけなさのなみだこぼるる。” 西行「山家集拾遺」 何の神様、仏様かは知らないが、ともかくありが…

節電とPPS

今日から二十四節句の大雪、この時期の季語に冬籠がある、冬の楽しみの一つは、寒さを避けて家にこもり過ごす、炬燵とミカンは冬の風物だ。 その時期に”冬の節電スタート”とはせっかくの楽しみをに水を差す無粋な宣言に素直にうなずけない。 というのも、夏…

 TPP・農業は林業のように関税ゼロにされてズタズタに?

日曜日の朝日TV、TPPに関する討論で”かつて林業は、安い外材に押され、国内生産量が落ち込み疲弊した…”と某経済評論家と某民主党議員、”だから農業も林業の轍を踏むなと。” 林業を引き合いに出し、”関税ゼロで輸入される安い外材に押されて、国産材が売れな…

木造スクール

今年も木造スクール始まります。 今年も架構について木構造、プランニング、木造特記仕様書を通じて理解を深め、実務に役立つスクールにできればと思います。 架構計画とプランニングは表裏一体、プランを生かすも殺すも架構計画にあるはずです、合理的で美…

電力会社の肥満体質は総括原価方式

「原発に頼らない未来は可能か」タイトルの講演会が掛川市で開催された、浜岡原発の立地市ではないが隣接市だ。 3月11日以前なら、ここ掛川市では開かれない(たぶん)講演会だ、主催は女性グループ、女性の原発に関する関心と危機感を感じる。 講師は田中優…

村上春樹氏のカタルーニャ国際賞受賞スピーチが話題になっている.

村上春樹氏がイスラエルの文学賞エルサレム賞の受賞に際して、エルサレムで行ったスピーチも話題を呼んだが、今回はその大部分をフクシマと日本人そして核について語っている。→受賞スピーチ 地震、津波、台風といった自然の猛威は、日本人の精神性、美意識…

この夏の節電は

新聞やネットでは、浜岡原子力発電所の運転を停止した中電の今夏の電力供給力に対して危機感が表明されている。 実際どうなんだろうか、中電のHPから探って見た。 供給余力 HPによると中電の設備容量は32,632千kw、そこから原子力の3,504千kwと安定性のな…

原子力発電と暮らし

「タイタニックを沈めたのは、船を急がした船長か、見張りを怠った船員か、船を設計した設計士か…答えは設計士。乗組員がどれほどがんばろうと、船は設計以上の能力を出さない。初期設定が大事。 そう考えると、大津波を想定していない原発に大津波が来た時…

我が事務所にやっとできた看板

今かで建築事務所を示す表示が何もなく、”ここは一体何!”、”風呂”とか言われたこともあり、早く看板を出さなければと思っていたがやっとできた。 文字は岐阜多治見から掛川の倉真に移り住ん陶芸作家・徳川小牧さんの練り込みの陶器、練り込みは彩色した土を…

人を残す

「金を残して下、物を残していまだ中、人を残して上とする」の言葉を胸にきざみ日々精進しています。…… 蔵泉寺の水野正裕老師の教えだと澤元さん。 下は”げ”読み、上は”あがり”とよみ、"未だ金も残せない"と謙遜するが、十分に人を育てている、老師の教えそ…

制度

村上春樹氏がエルサレム賞の受賞に際して、エルサレムで行われたスピーチが話題を呼んでいる、エルサレム賞とは、イスラエルが個人の自由や尊厳などのテーマに取り組んでいる優れた作家に贈る賞のこと。 壁と卵の比喩は文学的で、僕にはその意味するところが…

年の瀬を迎え悲鳴が!

年の瀬を迎え日本か各地から悲鳴が聞こえる、非正規労働者特に派遣社員は、大変厳しい状況に置かれている。 金融危機から始まった世界同時不況は、とどまるところを知らず非正規労働者や地域を直撃している。 にもかかわらず、政治の不作為は目に余る、麻生…

古木にふれる…共生と再生の旅 最近、地球温暖化を引き起こしていると言われているCO2を吸収する役割で、にわかに森林環境に注目が集まっている、しかし世間で叫ばれているCO2原因説は、まだ因果関係が解明されておらず、ICPP(地球温暖化に関する政府間パネ…

自助・共助・公助その1

最近地震が頻発している感じがします、中国四川があり、続いて、岩手・宮城内陸地震。 これらの地震では、山間地が震源で、道路が寸断されて集落が孤立してしまうことと、崖などの崩壊で、河川がふさがれてしまうなどの特徴が見て取れます。 この結果、被害…

自助・共助・公助その1

最近地震が頻発している感じがします、中国四川があり、続いて、岩手・宮城内陸地震。 これらの地震では、山間地が震源で、道路が寸断されて集落が孤立してしまうことと、崖などの崩壊で、河川がふさがれてしまうなどの特徴が見て取れます。 この結果、被害…

心よりのお悔やみ

四川大地震で亡くなられた方々には心より悔やみ申し上ます。 四川では、未だ、交通網が寸断され、相次ぐ余震と雨で救出作業は難航しているようだ。今は、生き残られた方が少しでも落ち着きを取り戻されることを願います。 僕らの住む静岡県も東海地震が叫ば…

土着神

「光と影が土間でたわむれるとき、土間に清浄感と神の存在を感じるだろか……」。 日本の住まいは昔から神々に囲まれた空間といえる、正月には門口に門松が飾られるし、屋根には鬼瓦、玄関から土間に至ると土間には荒神やかまど神、さらに居間には大黒や夷が祀…

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

昨年は、皆様の助けを得て、たくさんの住まいの設計の依頼を受けました。 いま進めている住まいの現場は、掛川倉真大沢のMさん、静岡のKさん、旧大東町のMさんの3つ。 打合せ進行中が菊川のOさんとSさん(Sさんは住宅メーカーにするか思案中)。 僕を…

ストックとフロー

今後の日本のパラダイム、規範はストックだと思っていた。 戦後、日本はずっとフローを規範に進んできた、近代という時代が規範としてきたフローとは”進歩する、大きくなる、成長する”が幸せをもたらすと信じた時代だった。 建築界ではスクラップ&ビルドが…

歴史と記憶を詰めた小冊子

過日(株)ブルックスタジオのFさんより、ブルックスタジオの歴史と記憶を詰めた小冊子をいただいた。 小冊子にはスタジオを主宰するFさんの手書きの便せんが添えられており、そこにはブルックスタジオが産声を上げて18年たつこと、ブルックスタジオの意…

雑誌の風景

昨年一本の電話から国際グラフなる雑誌の取材を受けた顛末は、昨年のブログのとおりです。 昨日、国際グラフより5冊の掲載紙が届きました、b4サイズ、全188ページ中、見開のページと巻頭記事と取材記事の間の6ページ、最後の2ページ以外、全て取材先の…

感当時節・強稽古・無情識

「西川選手の優勝を祝う会で」、寄せ書きにしたためる予定だった言葉。 どれも世阿弥の伝書「風姿花伝」のなかで、能に対する心構えを述べたいくつか、ワールドカップで優勝した西川選手に贈る言葉として、的を得ている思えたので書き留めておいたもの。 し…

ワールドカップ優勝おめでとう。

ワールドカップといえばサッカーを思い描くがサッカーではない、トランポリンのワールドカップだ。 トランポリンのワールドカップといってもピーンとこないかもしれない、日本ではまだマイナーなスポーツであることは否めないから。 なぜ突然トランポリンと…

秋野太作氏

”あきのたいさく?””アアー、俺たちの青春で中村雅俊と……”と妻。 ”あきのたいさく?…受験対策の秋番? ”と高校生で受験生の娘。 ”はアー!”一瞬の沈黙の後、苦笑いする僕”違う俳優だよ”、”エー知らない”と娘。 ”あきのたいさく?…劇団四季の秋の大作?”と下…