雪景色:太郎坊宮
太郎坊宮は正式名称は阿賀神社というが、地元の人は太郎坊さん呼んでいる。
太郎坊宮の鎮座する太郎坊山は典型的な神奈備山、見る方角により見事な三角形の太郎防宮のご神体、太郎坊は神社を守護している天狗のこと。
太郎坊宮は言わずとしれた「神体山信仰・磐座信仰の発祥の地として有名、祭神は天忍穂耳尊。
しかし残念ながら、滋賀県では何十年ぶりかの11月の雪で太郎坊山をかいま見ることができなかった。
一方、太郎坊宮では僕達だけの時間を持つたり(これは貴重な時間となった)、紅葉と舞い散る雪のコラボレーション、雪化粧した蒲生野の景色など、普段では見ることが叶わない景色と時間を持つことができた。
本殿から見渡す、厚く雪雲がたれ込め、白く雪をかぶった
蒲生野(額田王と大海人皇子の間にかわされた万葉集・相聞歌の舞台)
近江の高天原との別名もある、高さ10数mの夫婦岩:邪心を持つ者が通ると、隙間(80cmほど)
岩が閉じてしまうと言われている。