本末転倒

本当に本末転倒とはこのことだろう、ダイエット、筋力維持、サッカーのための体力維持に始めたウエートトレーニングだったのに、度を過ぎてしまった。
 年齢も考えず、はやってやりすぎ、ジムでの自分勝手な競争心が時と共に疲労という形で蓄積していた、そして昨年12月の初め、ちょっとした日常の動作が腰痛を引き起こしてしまった。
 それ以来約2ヶ月、「子供じゃ無いんだから!」「歳を考えなさいよ!」と、妻のあきれた表情を横目に接骨院と病院通い、やっと腰痛も収まったかと思った1月の12日、朝方、激痛で目が覚めた、右足、ふくらはぎの筋肉がつった、「イテテ!」。
 何とか納めた後、右足のつま先の違和感、神経が麻痺している、つま先が上がらない。
 又再度の病院通い、ヘルニアからくる異常でないとのことで一安心、右足の膝外側にとうている神経線を圧迫したための神経麻痺ではないかとの診断。 
 2ヶ月休んで、この2月からトレーニングを再開しました、2ヶ月休んで解ったこと、大胸筋や広背筋、大円筋、僧帽筋は、休んだ月日とほぼ同じ月日前まで筋力が低下するということだ。 
 12月に腰痛からトレーニングを休止したから、9月上旬あるいは10月下旬の頃の筋力になる。 
 しかし、腕廻りや脚の筋肉の筋力はそれほど低下しない、大腿四頭筋、ハムストリングに至ってはほとんど変わらなかった。
 遅筋、速筋はやはり速筋の筋力低下は早い、胸、背中、上腕に速筋繊維が多く含まれていると何かの本で読んだ記憶があるが、今回実感した。
 「トレーニングを継続させるためのコツはあるのでしょうか?」…それは結局、成果を焦ることなく無理なトレーニングをしないこと、ウエイト・トレーニングは終始、自分を冷静に見つめながら自分の可能に掛けなければなりません … と入門書の巻頭に書いてありました。