2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

気流止め

住まいの生理的な快適性を決める要素に、断熱性能があります、この断熱性能を確実なものにするためには、手抜きのない施工や、断熱の意味をしっかり知った上での施工が重要です。 しっかりとした断熱性能を持った住まいとするために、やらなければならない施…

心よりのお悔やみ

四川大地震で亡くなられた方々には心より悔やみ申し上ます。 四川では、未だ、交通網が寸断され、相次ぐ余震と雨で救出作業は難航しているようだ。今は、生き残られた方が少しでも落ち着きを取り戻されることを願います。 僕らの住む静岡県も東海地震が叫ば…

なぜ、スクラップ・アンド・ビルド

建設産業は、全産業の資源利用量の約5割を建設資材として利用している。一方、建設工事に伴い排出される廃棄物(建設廃棄物)は全産業廃棄物の排出量の約2割を占め、最終処分量では約4割を占める。また、厚生省の調査によれば、不法投棄量の約9割が建設…

転ばぬ先の杖

生活設計サポートセンターという、生活者の暮らしの”転ばぬ先の杖”なる組織を立ち上げて3.5年になる。 立ち上げた、きっかけは勉強会だった。 当時、日本ファイナンシャル協会の掛川グループの勉強会に参加しながら、他のメンバーと交流を深め、自分自身のレ…

設計者の誠意を伝えるツール

模型の役割は、他者へのプレゼンテーションの役割と、設計プロセスにおけ、設計者自身の、設計の確認作業の一面も併せ持っていると思う。 前者の役割を考えると、模型は、クライアントに設計プロセスの今を伝える意味で、最良のツールだろう。 2次元の図面…

住まいに入魂

赤目ヶ谷の家は、住まいの中央を、通り土間が玄関から裏庭まで貫き、まさに土間が暮らしの中心となる。 土間は、町家の通り庭のイメージだ。 当初から住人のイメージは、土間のある暮らしだった、いくつかのプランの変遷の結果、中央を貫くプランが、最後に…

「女房と畳は……」の誤解

「女房と畳は……」という格言を、宴席などで、女房も畳も…と酒の勢いをかりて、世の女房族の眉をひそませる輩がいまだにいるが、この格言の意味をまるっきりはき違えていると思われるので、ここでただしておきたい。 「女房と畳は……」とは、畳を大切に扱う、…

素足で歩く

日本人は、家の中で、素足で歩くという、先進国中では、数少ない民族だ 、この素足で歩くという、本能といってもいい習性、あるいは文化といってもいいかもしれないが、これは、ポリネシア:南方系の影響と、日本の地理的要因にあるといわれている。 東アジ…