2012-01-01から1年間の記事一覧

竹の春

竹は春、筍のできる時期に竹は栄養を奪われ衰え、秋、ほかの樹木が落葉し始める時期になると生気を取り戻し青々と茂る、そんな様から「竹の春は」秋の季語。 昔から「木六竹八塀十郎」と言われ、この「竹の春」の新暦9月は竹を伐るいい時期だ。 9月の秋分も…

秋分の真竹伐り  

9月23日頃は秋分、夜と昼の長さが同じになる大事な一日、又秋の彼岸の中日でもありますね。 一方「木六竹八塀十郎」と昔から言われるように、竹を伐る絶好の時期です、秋切りの5年モノは、虫も付かないと言われてきました。 真竹は日本の有用竹の中で最もポ…

希望の森プロジェクト

NPO法人時ノ寿の森クラブでは、来年6月までに掛川市各地で連続植樹祭を進めています。 第一弾は津波から暮らしを守る、「森の防波堤」を掛川市浜川の防災林で、1400名あまりの参加者を得て植樹祭を開催しました。 続いて第二弾は、袋井市と掛川市が合同で運…

時ノ寿・木組の家譚   

このほど”時ノ寿・木組の家(木材コーデイネーターが繋ぐ木組の家)”が地域型住宅ブランド化事業(国土交通省:提案した内容で住宅を建設した場合には、対象住宅の建設工事費の1割以内の額で、かつ対象住宅1戸当たり120万円を上限として補助される)に採…

時ノ寿木組の家が地域型住宅ブランド化事業に採択される。

地域型住宅ブランド化事業に時ノ寿の森と共同提案した時ノ寿木組の家(木材コーデイネータが繋げる木組の家)が採択された。 提案した内容で長期優良住宅を建設した場合には、対象住宅の建設工事費の1割以内の額で、かつ対象住宅1戸当たり120万円を上限…

お疲れさま、そしてありがとう 

掛川市浜川海岸の砂防林を会場に行われた”津波から命を守る{緑の防波堤}”大成功。」 新聞発表で1,400人の参加がありました。 松井掛川市長は、「掛川市における喫緊の課題である津波対策は、先人の築いた防災林の再生を、市民と行政が一体となって実施する…

常緑広葉樹で国土を守れ

5月24日の静岡新聞、本音インタビューというコーナーに、宮脇昭横浜国立大学名誉教授の記事が掲載された。 先生には僕ら「NPO法人時ノ寿の森クラブ」の植樹の指導をしていただいている。 先生の植林は宮脇方式と呼ばれ、土地本来(潜在植生)の樹種を20種類…

津波から命を守る「緑の防波堤」

来月6月2日に、津波から命を守る「緑の防波堤」の植樹を行います。 場所は掛川市大浜地区の砂防林、せっかくの砂防林も現状松枯れが激しく、役目を果たしているとは言い難く、ここを会場に15,000本植える予定です。 是非ご参加ください。→→NPO法人・時ノ…

大飯原発再稼働容認…チャンスを逃がすのか 

政府は大飯原発について、安全性の判断基準を満たし、関電管内の電力不足を理由に再稼働を妥当と判断した。 フクシマの以前から、原子力の事故に対して、ずっと「改善」「見直し」が唱われてきた、でも、その結果はご存じの通り「改善」「見直し」は先送りさ…

泊原発再稼働? 過ちて改めざる、これを過ちと謂う。   

「民主党の前原政調会長は28日、都内で講演し、全国54基の原子力発電所の中で唯一稼働中の北海道電力泊原発3号機が定期検査のため運転を停止する5月5日までに、政府が再稼働の方針を示すとの見通しを示した。」…読売新聞 最近、原発事故を技術的な問…

地球温暖化対策助成            

(財)セブン−イレブン記念財団で公募していた地球温暖化対策助成の2012年度の助成団体の一つに私達、NPO法人時ノ寿の森が決定しました。この仕組みは財団のHPによると [市民(=お客様)が募金を通して、地域の環境活動を支援する、市民参加の社会貢献の…

春立つ 完成内覧会のご案内  

時ノ寿・Standard・木組の家の、第2軒目”せがいの家?”の完成見学会を開催します。・2月18日(土)〜19日(日) ・午前10:00〜午後4:00 ・内覧会案内 ・map 今回は「NPO法人 時ノ寿の森クラブ」との共催です。 時ノ寿・Standard・木組の家とは、時ノ寿材を使用し…

土間(三和土)叩き参加しませんか。 

2月11日(土)、12日(日)に”時ノ寿・standard・木組の家”で土間に三和土の叩きをやります。 無性に土を叩きたい人、仕事上のストレスを抱えている人、女房と冷戦状態の人など大歓迎。 今回の三和土はサバ土+石灰+苦塩をまぜて叩く予定です。 ところで三和…

レーゾンデートルは信頼

現代の複雑な社会では、何事も外部に依頼しては物事が前に進まない。 他人の運転する電車に乗る、店で食事をするなどなど、日常的に見知らぬ人に生命や、財産を預けることだらけだが、それらの行為は信頼を前提にしないと前に進めない。 でも、信頼は自明で…

一陽来復

一陽来復 冬至は昼が一年で一番短い日で、太陽が一番衰える日であるが、一方この日を境に太陽は再び復活に転じる日でもある。 一陽来復は中国の諺で、中国では太陽がまたよみがえる日であるとされている。 日本は失われた10年を経て、10年ほどデフレから抜け…

 年新た

昨夜は仏教の教えに習い、除夜の鐘を聞きながら、百八つの煩悩を払った。 今日は早朝から神社仏閣に出かけて初詣、 、 ”何事の おはしますをばしらねども かたじけなさのなみだこぼるる。” 西行「山家集拾遺」 何の神様、仏様かは知らないが、ともかくありが…