2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の木組

日本の木組と言う本をご存じだろうか、淡交社(著者は清家清氏)から発行され、”日本の木造建築の機能の解明を意図して、その中心となる木組みの基本を、美しい図版と解説で表した日本の建築を理解するための指南書”とある本で紹介されていたが、僕もそんな…

気持ちをこめた模型

クライアントとの打ち合わせは、だいたい紙と鉛筆、言葉と身振り手振りがほとんど、時にはパソコンの3次元パースを駆使し、臨場感溢れる言葉と、俳優のように感情溢れる優美な所作で語りかけても、伝わらないのは伝わらない、それが住まいの設計なのだと、し…

ぼんでん

建前の日には、屋根の棟に梵天を奉り、工事の安全と関係者の無病息災を祈る習わしがある。 ここ時ノ寿の駅もやっと建前の日を迎え、梵天を奉り、安全祈願を行った、待ちに待った建前、施主のM氏の喜びもひとしお、思えば昨年、8月の着工以来7か月、指折り…

時ノ寿で考えたこと

時ノ寿の駅はの接合部は、従来(伝統構法)の仕口・継ぎ手で接合することを考えている、もちろん現行法では金物なしの接合部は認められていないので、無金物とは行かない 、伝統構法の接合部を最大限生かすと言う意味だ。 新耐震以降の耐震性能は、震度5強…