2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

時ノ寿の森と「花の香楽会」

時ノの寿の森は雨模様、山間の静かな森にチェーンソウの爆音が響く。 今日は、5月定例活動日、15名ほどが、3月に植樹した、24種類の苗木周辺の下草と竹の伐採、炭の材料にの切り出しに汗を流していた。 特に「C」のエリアには若竹(八高)がぐんぐんと生育し…

貴方までの6人

1998年の冬、「ネイチャー」誌に「”スモールワールド・ネットワーク”における集団力学」という論文が掲載された、「ネイチャー」誌にとっては、他の論文とはかなり性格をことととするものだったそうだ。 人々をコミュニテーに結びつけている複雑な人間関係の…

天井の表情

空間の質を決める要素のうち、空間を限定する床、壁、天井は重要な役割を担う、その中でも天井は直接構造的な制約が少なく、非常に自由度の高い表現が可能な部位だ。 天井のデザインするとき、いつも頭を悩ませるのが照明だ、その場合、照明の存在感を限りな…

”磨く”ことを楽しむ

”磨く”と言えば、「爪を磨くか靴を磨く 」が頭に浮かぶ。 女が”爪を磨く”時、華やかな彩りやシックを装いを爪先が演出する、細部に神は宿ると言うが、爪先まで磨かれた女は美しいという思い上がりが最高点に達する 。 同様に、男が”靴を磨く”とき、その精神…

美しい仕口と継ぎ手

ある工務店の加工場、6月に建て前だと聞く、加工場に整然と置かれている柱や梁は徳島のスギだという。 そもそも、仕口や継ぎ手は組んでしまえば見えない、住まいが完成して、鴨居や長押がどうやって留められているかなんて興味を持つ人はいない。 が、ここで…

土は古くさい建築材料か?

住宅に使う材料として”土は古くさい !”と思っている人は、多いのではないか。 近代の住宅の生産現場では、「均質に・効率よく・大量に・短時間に」がテーゼと言って過言ではない、そこでは人間の熟達した技術をあまり必要としない世界であり、自然の素材か…

祇園信仰

祇園信仰とは、仏教の聖地祇園精舎の守り神である牛頭天王に対する信仰と言われている、元々はインドの土着神で、釈迦と出会い仏教に帰依し、疫病を鎮める神になったと言い伝えられている。 森の山名神社も今でこそ山名神社と呼ぶが、神社の縁起によると、別…