2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

叩いて計測・ヤング係数

材料には”強さ”、”かたさ”、”粘り”という三つの性能があり、このうち”かたさ”に関係する性能としてヤング係数という指標があます、ヤング係数は材料に荷重・力が作用したときの材料の変形のしやすさを示し数値。 出典ヤマベの木構造:山辺豊彦 エクスナレッジ 例え…

小振りのモックアップ

建築の現場では、外観の確認や、デテール(細部)の検討、機能的チェックのためにモックアップと呼ばれる実寸大の模型を制作ことがある。 現在進行中のH邸、小屋組と屋根廻りの検討で工事を担当する(有)小坂建築の作業場を訪れた時、棟梁(社長)が奥の方…

50年住宅ローン

”嘘だろう!”っと椅子から転げ落ちそうになった。 住宅金融支援機構(旧住宅金融金庫)が償還期間の上限を50年間とする”フラット50”の取扱いを開始したとのニュースに触れて。 取扱も長期優良住宅の認定を受けた住宅に限ってのことのようだが。 2月に発表…

瑕疵担保と設計者

基礎は物事の元になり、ここをおろそかにしては何ごとも成り立たない、住宅に於いても同じで、基礎は需要な部位だ。 基礎は建物の重さや地震力、風がもたらす圧力などを地盤に伝達したり、不同沈下による傾きを防ぐ役割を担っている。 基礎は鉄筋とコンクリ…

黄瀬戸の大皿

六古窯とは陶磁器の研究家にして陶芸作家の小山富士夫氏が提唱した、歴史ある陶芸の産地、瀬戸・常滑・丹波・信楽・備前・越前をの窯のこと。 最近、黄瀬戸という焼き物を知った、焼き物は釉薬で鮮やかな色をつけるが、黄瀬戸は命名のようにマット調の黄色っ…

ゴミを出さない家づくり

現在、住宅で重宝されている建材の代表は、石膏ボードだろう、1970年代を1とすると、2005年では約4倍の生産量だと言われている、1970年当時の住宅着工件数は約140万戸、2005年時点の件数は約120万戸、住宅の着工は減少しているのに石膏ボードは約4倍の伸び…