2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

建築と森を巡る旅

ちょっと先の話題だが、11月1日に、”建築文化といのちの森「時ノ寿」を巡る旅”と題したツアーを行う。 建築士事務所の集まりである、建築士事務所協会西部支部では毎年、設計セミナーといイベントを行っている、これは設計事務所の社会的役割や業務内容を広…

刻字家というプロフェッショナル。

刻字とはwikapediaによれば ”木材などの素材を生かし、造型性のある字を刻すること。” ”篆刻(てんこく)から発達した書芸術の一つで、彫書、刻書とも呼ばれ、そのルーツは古い。” ]らしい。 篆刻は、秦の始皇帝が中国を統一する以前より存在した書体である…

貫と楔

日本の木造建築の架構は、竪穴式住居に見られるような掘っ建て柱式から始まり、3つの変革期を経て、現代の架構に洗練されてきた。 鎌倉時代の僧・俊乗坊重源が中国は宋の建築技術に学び、東大寺南大門に試みた通し貫による架構は、耐震要素としての壁を用い…

「地震 !」

11日の早朝、「ユラユラ……」と異様な揺れに飛び起きた。 東海地震か?と身構えたが、揺れはそのものは、短時間で収まった。 我が家はおかげさまで、家具の転倒や、物の落下、家屋の損傷は皆無。 室内を見渡し、家具等は、忘れるくらい前に、壁等に緊結済みで…