passarella2006-07-23

 *p1*[時ノ寿 掛川の木で家を造る]地縄張り

 ついに、地縄を張る事になった、松浦さんと二人で、ビニールテープ、5寸釘、金槌、反射テープ、スケール、スチールテープ(50m用) そして図面を持って時ノ寿の現場に向かった。
 図面上での位置関係を現場に出す作業は、この敷地は自然のコンタに沿って切り土、造成しただけに結構大変。
 何とかとっかかりの点を決め、大まかにビニールテープで建物の輪郭を作っていく。
 次ぎは矩を出すこと、矩がでないと何にも始まらない、建物の出隅、入り隅の点を追っていったとき、矩でないと一筆書きが閉じない、これでは建物は建たなくってしまう。
 矩はピタゴラスの定義でだす、3・4・5だ、角の両辺が3・4で底辺が5の時、角は直角となる。
矩を出すと、当然すこしづつ修正が必要になる、矩出し修正の作業を数回繰り返して地縄はりは終了、何か素敵な建物ができそうな実感を感じつつ本日の作業を終了。