[住まい」

passarella2007-02-07

判子とお金を用意してできあがる日を待ている住まいづくりが多い中、僕らに仕事を以来するクライアントは、判子やお金と共に、一緒に気持ちのこもった住まいを作りたいと言う想いが溢れ出る人達だ。
 Kさんご夫婦も、打ち合わせの翌日には必ずFAXを送ってくる、打ち合わせ時には気がつかなかったことや、面と向かっては言いづらかった事など、気持ちのこもった内容がほとんどだ。
 この模型は、段ボールで作られた奥様と子供さんの共同作品だ、きっとかなりの時間もエネルギーも使っただろうが、一生にそう何度もない機会だからこそ納得のいく住まいをつくりたいと言う想いが伝わってくる。
 こちらもまごまごしていられない、生半可な提案では一笑に伏される、気を引き締めて係らねばと言う想いに駆られる。