セミナーと今後の課題

passarella2008-09-29


昨日は、掛川市市民センター事業・生活設計サポートセンターによる、第2回セミナーを行った、参加者は16名で、熱心に聴講していただいた。
 
 毎回、アンケート(次回のテーマの参考のために)を取らせていただいている、終了後アンケートに目をとおすのは、これが結構楽しみでもあるが、冷や汗をかいてしまうことも多々ある。
 アンケートは、今後企画してほしいテーマと共に、今日の内容についても尋ねしているので、特に講師は参加者からの忌憚のない意見なだけに、冷や汗では足りず、穴があったら入りたい場合もある。

今回は、参加者のコメント量も多くて、おもしろかった、概ね高い評価をいただいた
 ”堅苦しいセミナーだった、もう少し気軽に参加出来るような内容を考えて”というコメントで、”このセミナーの目的は何ですか?”という問いかけには、少なからず考えさせられてしまった。
 ”堅苦しい”とはセミナーの内容を言うにのか、学校方式のセミナー形式を言うか文面からは読みとれなかった、が、”このセミナーの目的は何ですか?”の問いかけからは、
そもそも、この事業は市民センター事業で、参加者は専門知識をほとんど持ち合わせていない市民が相手なのに、セミナーで話される内容そのものが高度で、”難解で判りにくい”と言うことを言いたかったのだろうと推察できる。

 僕たちもこの点(内容の難易度)を何処におくかは、常に思案の中にあり、言葉をどう選ぶかは悩む点ではある。
 しかしどんなに平易な言葉を使ったとしても、個々の参加者にとって、きっとどこかに理解できない出来るの分水嶺があるのだろうと思う。

 今までは、アレもこれも知っていてほしいと、知識や情報をお知らせすること(伝わったかどうかは別)により重きを置いたが、本来は、不明な説明、判らない内容は、その場ですぐ質問できるセミナーの雰囲気づくりが、より重要なのかもしれないと思う。

これは今後の課題。