竹小舞を家族で編む
やっと竹小舞の作業が始まった、と言うのも大工の刻みの段階で、間渡し用の孔を明けていなかったので、建て前の後にあける羽目になったからだ。
孔明けといえども4方を明けるとなると、結構骨の折れる作業で、特に梁や桁の孔あけは、仰向けでの作業となり、マーキングさえ一苦労だった。
この作業はすべて僕が行った、脚立の上がり降りはかなりハードで、さらに仰向けでの作業の連続で、2日もやると、首と肩が悲鳴を上げ始めた。
そんなわけで、作業は中断に継ぐ中断で、刻々と進まず、2週間ほどかかってしい、そうこうするうちに3月になってしまった。
3月の最初の土日にはOさん家族が総出で小舞を掻くことが決まり、金曜日にあわただしく竹を所定のサイズに切りそろえ、間渡し竹の先端をとがらせた。
これも頭で考えているより、はるかに時間がかかってしまい、土曜日の午前中は竹の下ごしらで終わってしまい、準備不足が明らかでOさん家族の不興を買ってしまい、反省。
このペースだと、竹小舞がいつ終了するかわからない、来週は協力助っ人がやってくる。
追伸 事前の準備で一言
:鉈の刃を研ぐ、のこぎりの目立てを行う、釘を用意すると伴に金槌の使い方もしっかり教える必要がある、最近は金槌も日常的には使わない。