天井の表情

空間の質を決める要素のうち、空間を限定する床、壁、天井は重要な役割を担う、その中でも天井は直接構造的な制約が少なく、非常に自由度の高い表現が可能な部位だ。
 天井のデザインするとき、いつも頭を悩ませるのが照明だ、その場合、照明の存在感を限りなく薄めるか、良質なデザインの照明器具をさりげなく配置するかのどちらかを選択する。


 画像はO邸の離れの天井は先達のデザインである格天井と竿縁天井のアレンジした、まだ照明がつけていないので、スッキリしている。
 …と言うより照明を隠してスッキリした表現を狙ったが。


トップライトからの漏れる光で溢れている、夜は中に照明を仕組み、全体が明るくなることを狙った。



和室の天井、ヨシを貼った板を押さえ縁で押さえリズミカルな表現を狙った。