「ふるさとの森」再生講演会

passarella2008-10-12


 私たちは掛川市内で、里山再生に取り組んでいる、掛川周辺も戦後、スギ、ヒノキの植林が奨励されて、人工林の割合が大きいが、人手が入らず、放置された山が、ここ彼処に存在する。
 かつて里山だった地域も、過疎化が進み、あるいは廃村になり、人工林にしたが為に、よりいっそう山が荒れてしまった。
 そんな荒れた里山の一である、掛川市倉真の奥、時ノ寿という場所で里山再生の取り組みを始めた。
これまでの経過や取り組みは、HPやこのブログで紹介させていただいた。

 最近この時ノ寿の森http://outdoor.geocities.jp/tokinosunomori/index.htmlがあわただしくなってきた、というのも、過日、遠あって、毎日新聞の後援をいただき、時ノ寿の森一帯で植樹際(例年3月)を催すことなり、それに先立ちプレイベントで、”植生生態学者の宮脇 昭”先生をお招きして、「ふるさとの森」再生講演会を開催することとなった。
 宮脇先生は、地球規模の森林再生に取り組む植樹指導の第一人者で、潜在自然植生を提唱され、土地本来の樹木による密植・混植を基本に植樹指導され、樹木本来の生命力と競争により、人間の手を必要としない、確かな力強い森を創ろうと提唱されている。
 
 この話を伺ったのは9月下旬、それで10月28日に講演会というのはけっこうタイトで人集めもハードだ。
  と言うのも、宮脇氏のスケジュールは、9月の時点で年末を除いて、ほぼ決まっていた。80歳にして、講演活動や植樹活動でなど多忙な生活を支えるものは、”本物の森こそ生命の原点”だと言う揺るぎない信念と情熱に他ならないとのこと。

 私たちも、この情熱にあやかろうではありませんか、皆さの参加をお待ちしています。

 10月28日 掛川美感ホールhttp://lgportal.city.kakegawa.shizuoka.jp/bunka/b_sisetu/bikanHall.jsp PM7:00〜9:00
    美感ホールは掛川駅から約5分ほどの場所にある