年の瀬を迎え悲鳴が!

 年の瀬を迎え日本か各地から悲鳴が聞こえる、非正規労働者特に派遣社員は、大変厳しい状況に置かれている。 
 金融危機から始まった世界同時不況は、とどまるところを知らず非正規労働者や地域を直撃している。
 にもかかわらず、政治の不作為は目に余る、麻生さんの脳天気な言動は噴飯ものだ、彼は政治不信を助長させるだけに総理になったのか?

 

 日本では雇用の流動化は小渕内閣の時代に派遣法が改正され、雇用の流動化への道筋が引かれ、小泉内閣の時代に構造改革の一つとして推進されて、2003年に大幅に有期雇用の範囲が広げられた。

 戦後の雇用は長期雇用で、経済成長を目標とする時期には強みを発揮した、が、生き方が多様化した現在では、、使いにくいと言う人もいるだろう、また、長期雇用のため年功序列制度が賃金の偏りをつくりだしている、あるいは人員過剰が生まれたりして、無駄な人件費が発生し経営の弾力という意味で硬直した制度かもしれない、そう言う意味で、雇用の流動化は避けて通れなかったのだろう。 
 
 しかし、問題は、経営側や労組におもねたのか、

 点だ、過日、TVで小泉改革を押し進めた竹中平蔵氏が、田原氏の質問に答え、セーフテーネットを整備できなかった点に、苦しい弁明をしていた、責任は大きい。

雇用環境も福祉も欧米以下!日本は「世界で一番冷たい」格差社会米国の著名社会政治学者が大警鐘
「すべての人は、失業、疾病、心身障害、配偶者の死亡、老齢その他の不可抗力による生活不能の場合は、保障を受ける権利を有する」とは1948年に国連総会で採択された世界人権宣言の抜粋だ、日本は1979年に批准している。