土壁・撫でもの

 左官の仕上げは、無数あると言われている、地域により産出する土などの材料の違い、風土により地域特有の工法が生まれたことなどの理由によると考えられる。
 
 しかし、左官読本:建築知識によると、現在の土壁の工法の主流は京都に伝わる技法が中心をなしているようだ。

 土壁の魅力は何といっても、その土という素材の持つ圧倒的な存在感と左官の神技に近い”技”だと思う、そしてその「存在感」と「技は」は身体を通じて五感で楽しめる。


 
 今度、西方の家では、”色土の撫でもの”仕上げと”大津磨き”せ仕上げる予定をしている。

”色土の撫でもの”は 黄土・砂(5号と6号)・すさ(ミジン)・角叉の配合で行う、すさと砂の配合がコテ捌きがつくりだす、少しザラットしたテクスチャー、どんな和室が出現するか楽しみだ。

 6月4日(木)を予定しています、五感で楽しみたい方や、興味の有る方の見学受け入れます、当日ふらっと参加OKです。