「地震 !」
11日の早朝、「ユラユラ……」と異様な揺れに飛び起きた。
東海地震か?と身構えたが、揺れはそのものは、短時間で収まった。
我が家はおかげさまで、家具の転倒や、物の落下、家屋の損傷は皆無。
室内を見渡し、家具等は、忘れるくらい前に、壁等に緊結済みであったことを思い出した。
震度5弱 :多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。
耐震性の低い住宅では、壁や柱が破損するものがある。
震度6弱 :立っていることが困難になる。
耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。
耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。
とある、震度5弱の掛川市で、壁や柱が破損したと聞かないし、震度6弱の牧ノ原市で”耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。
耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。耐震性の低い住宅で倒壊したとか、耐震性の高い住宅でも、
壁や柱が破損したとか”という報道がないので、被害はあまり大きくないようだ、ただ瓦の落下は予想以上に多いという印象はあるが。
これも短時間であったこと、加速度も小さかったし、変位も小さかったことが幸いしたのだろう。
報道によると東海地震の地震波エネルギーは今回の約130倍だとか、今回の地震は、マグニチュードは6だそうだが、東海地震の想定ではマグニチュードは8、一般的にマグニチュードが1大きくなると地震波エネルギーは約32倍になるから、計算上そうなる。
今回の地震は、新聞などの論調でもあるように、弛緩していた地震対策の気分に対する警告になったことは確かだろう、今後の心構えとしてはの問いに、ハードな分野では、家具の固定と耐震補強が上位を占めていた。
僕も今2件の耐震診断・補強計画と補強工事を抱えている、今後増えるのだろうか。
いずれにしても、ノーマルシ・バイアスはあり得ないことを、肝の命じたい。