建築文化といのちの森「時ノ寿」を巡る旅1
建築士事務所協会西部支部の主催の建築ツアーを行った、掛川市近郊を、建築文化といのちの森「時ノ寿」を巡る旅」と題して、掛川市竹の丸探訪、倉真地域の時ノ寿の森見学と散策、ねむのき村の美術館を巡った。
案内人に国登録有形文化財である、掛川市竹の丸の修復に携わった、増田千次郎芝浦工大特任教授を迎えることが出来、充実した旅となり、一般募集の参加者を含め総勢50名のツアーとなった。
国登録有形文化財という制度は建造物を対象とした国の制度で、築50年以上が対象となる、登録文化財に取り上げられる建造物の多くは明治中期から昭和初期に竣工した住宅や旅館等が多いらしい。
増田先生曰く……”この時期の木造建築が技術的に最高期を迎えた言っても過言ではなく、我が国の伝統的な工法や職人の技の粋を見ることが出来る貴重な財産”
話の続きは車中で伺った、興味深い話は尽きない。
離れと貴賓室(2階)
千切り継ぎ
当時の便所
破風と箕甲
落とし蟻
鬢面留め子根ほぞ差し