「木組のデザイン」ゼミナールと”せがいの家”

昨年の4月より縁あって、伝統的構法の実務家の第一人者である建築家の松井郁夫氏が主催する「木組のデザイン」ゼミナールの受講生として、1年間、1回/月、東京の松井郁夫事務所に通い、めでたくこの17日に修了証書をいただいた 。

「木組のデザイン」ゼミナールは7年前に始められたと聞く、松井氏によればこのゼミナール開催の趣旨を…”伝統構法による日本の家づくりを、職人がこれまで培ってきた木を組む技術に学び、さらに美しい日本の風景を取り戻すために美術の習得を目指します。 ”と述べている。

 僕も一昨年”「私家版」木組の家づくり講座”に参加して、このゼミナールのことを知り参加した。

 10回/1年で、木組みのすべてを習得したなんてとても言えないが、これまで取り組んできた木組みの経験則が一本の幹でつながった感じがする、生かすも殺すも自分次第。



 全国から参加のゼミ生という仲間もできた、皆さん各地の空の下でそれぞれの活動に取り組んでいるのだろう。
 早速”せがいの家”を計画している、そして今まさに、「いのちの森」づくり進行中の、時ノ寿の森の木を使う予定で、すでに木は伐採して葉枯らし中。