"look at the sky"


そらを見上げるとすがすがしい気分になります。

ここ数年の、私たちの思い
”家づくりは、住まい手(施主)、施工者(職人)、山、設計者の4者が、顔の見える関係と信頼のもとに参加する協働作業。

 ・施主…住まいづくりに参加する、山に感謝し一部を返す(植樹の費用等)。
 ・施工者(職人)…長年に渡る経験と知恵、技術を発揮して丈夫な木組みの家をつくる。
 ・設計者…職人の腕を十分に発揮してもらえる舞台と施主が参加する場を提供し、工程や                   予算など全体をコーデネートする。
「もちろん「住まい手の希望、要望をじっくり聞くこと、与えられた条件や要望の整理と提案、創意工夫を通じて希望、要望を計画に反映させる。」事は言うまでもありません」 ・
 ・山…良質な用材を持続的に供給できるよう山を育て、循環再生の仕組みを探る。

    
 そして、我々が目指す住まいのかたち
・土と木を活かした資源循環の家 
・丈夫な架構体(骨組み)を持った木組みの家 
・温熱環境に配慮した家 
・愛着の持てる家(施主も家づくりに参加することで住まいに愛着を持つ)” 


 課題もあります、人工数が予算上大きな比重を占める現状、職人の手仕事に主眼をおきすぎるとに多大な出費を強いてしまいます、どこまで職人の手技で進めるか、プレカットの併用や住まい手参加など。
 住まい手参加は、コスト削減と住まいに愛着を抱く事ができる、一石二鳥の効果もある。
住まい手参加のメニュー(住まい手の希望で選択は自由)も用意できるようになった、
割竹造り、竹小舞掻き、荒壁土の土場での作業、荒壁付け、三和土の土間叩き、外壁木部の塗装など。


 お助け隊(経験と知恵のある高齢者会員)と称する高齢者のを結成し、住まいづくりをサポートする事も考えている。

 
こんな事を丹念に力強く進めていきたいと、空を見上げて思った。

                                       時ノ寿の森にて