寒中お見舞い申し上げます

 1月9日早朝の時ノ寿の森

画像の右手の大きな木(ケヤキ)を、今度、文化遺産を未来に繋ぐ森づくりのための有識者会議が主催する「文化材」創造プロジェクトである世界に誇る日本の木造建築物を将来に渡り支える材として登録した。
 今後2〜3年後にこれら文化財である木造建築物群は立て替えの時期を迎えるらしい、その数4000棟と言う。


 伊勢神宮式年遷宮に代表されるように、日本では命ある物は永遠に循環する世界観を持っていたが、それも豊かな森林があってこそ可能だった。



 しかし、われわれも含め一般の人が、この世界に誇る木造建築群と森林との関係を連想することは難しい。
 また今後どれほどの文化財の木造建築群を維持更新していくために、どれほどの材が必要で、そのために、どれだけの森林を維持しえ行かなければならいいかさえわかっていないとか。