蘇れ!いのちの森…時ノ寿材を使っていのちの森を育む。


植樹祭にて
 5月22日の日曜日、横浜で行われたリレー植樹祭に参加し、NPO法人時ノ寿の森クラブのPRと、時ノ寿の森の家、及び家づくりの仕組みのデモンストレーションをおこなった。
 雨予報がはずれ快晴の汗ばむ一日で、植樹祭は大成功!…だと思う。

  開会式を横目に、持参したPR用のぼり旗、パネル、時ノ寿の炭、木組みのモックアップ(四方差しと折り置き組)2体を用意していただいたテントブース(毎日新聞と同居)にセッテイング。

 これまでのPR活動はチラシとカタログを使って行うことが多かったが、今回はモックアップを用意、これを解体・組み立てるデモンストレーションをPR活動の中心に据えた。

 ”触る””叩く””持ち上げる”あるいは無垢の木の”香りを味わう?”…”なめる”人はいなかったが本物は人々の興味を惹きつける魅力があった。
 
時ノ寿材を使っていのちの森を育もう!
 NPO法人時ノ寿の森クラブは、森林を守り、持続的な森林再生には流域の活性化が不可欠という考えをもとに、「森を守るためには、森林ビジネスで成功すること(森林ジャーナリスト田中淳夫氏)」、その視点から、時ノ寿材を使った家づくりを私たちの一つの柱にしている。
 時ノ寿材を使っていのちの森を育もう!はそれを体現する標語。


 具体的には、「木組ゼミ」の教えに習い、時ノ寿材をクライアントに直接届け、再生費用を苗木で寄付していただき、植える→育てる→切り出す→植えるという循環再生の輪をつくりますというプロジェクト。
    
トレードオフ 
この日の活動では、たくさんの語らいと貴重な意見をいくつかいただいた、エネルギーに関する和話題が多かった。
 利便性を前提とした野放図なエネルギーの消費とリスクに対する無頓着さへの反省もその一つだ、我々の暮らしは全てがトレードオフの関係性の中にある、一方を追求すれば他方に犠牲やひずみが生ずる”あちらをたてればこちらがたたぬ”だ。
 今後のエネルギーのトレードオフの針はどちらに向かうのだろう、個人的には多極分散、エネルギーの地産地消、その場合の”たたぬ”は効率と経済性、これを我々は選べるか。