Forward to 1985 energy life

 ”フクシマ”今きっと世界の誰もが知っている日本だろう、”はまおか”は世界で最も危険な場所(日本)の一つとも言われてきた。

 エネルギーの重要性は理解していても、原子力村の欺瞞性を目にするにつけ、事故後の国の対応を目にするにつけ、原子力政策へ国民の拒否反応は当然な流れだろう。

 国はこれまで総発電量の半分を原子力で賄う事を目標としたエネルギー政策をたてていた、計画では、総発電量のうち現行29%の原子力を2030年までに50%に引き上げる目標を設定し、14基の原子力発電炉を新たに設置としていたが、菅首相はこれを見直すと言った。

 原子力のソフトランデイングは、原子力は新規の建設は取りやめ、今ある原子力発電所は耐用年数がくるまで稼働し、その後廃炉が進む方向だろう。

 さて、住まいのエネルギーに深く関与する僕たちが、今すべきことがある。
それは、年々増え続ける住まいのエネルギーを削減することだ、それも明るく前向きに、それが


   Forward to 1985 energy life詳しくはこちらを見てください)の運動だ。
 Forward to 1985 energy lifeとは、住まいのエネルギー消費量と電力消費量を1/2に削減しようという取り組み、1985 energy lifeは、そのときのエネルギーと電力の消費量が1085年レベルの暮らしに相当するから前向きに1985年に進もうという意味だ。

 本来、いつか枯渇するであろう化石エネルギーの野放図な消費は許されない、原子力の制御は安全性を重視すればするほど(今度の事故で安全のレベルは青天井)経済性は損なわれコストに跳ね返る、夢のエネルギーだった高速増殖炉計画は破綻した、プルサーマルはウラン枯渇の先延ばしの助けにならない、一方再生可能なエネルギーは、いまだ安定性や発電量でベースロードになりえない。
 有限なエネルギーを有効に使うにはどうすればいいか、まずは、エネルギーと電力消費を押さえることだが、今の暮らしの質を損なわないことが前提だとすれば、僕らが住まいのエネルギー設計に深く関与しすることが重要だ。

 さあ! 自宅のエネルギーと電力の消費量を算出しよう。]