電力会社の肥満体質は総括原価方式

原発に頼らない未来は可能か」タイトルの講演会が掛川市で開催された、浜岡原発の立地市ではないが隣接市だ。
 3月11日以前なら、ここ掛川市では開かれない(たぶん)講演会だ、主催は女性グループ、女性の原発に関する関心と危機感を感じる。
 講師は田中優氏この名前は今回初めて知った、いろんなNGOに関わり、毎年つま恋で開かれるapbankにも関与している方だとか。


 総括原価方式って何!


よくわかる原子力原子力教育を考える会のHPより転載


 日本では電力のコストは電気事業法という法律に基づき決められるが、その計算方式が総原価方式。
 詳しくはここ「よくわかる原子力原子力教育を考える会http://www.nuketext.org/mondaiten_cost.html」で。


 要するに電力会社が損をしないように、と言うより競争もなく工夫することもなく、原価が高ければ高いほど儲かる仕組みがこの総原価方式だ。
 電力料金収入= 原価+報酬(原価×4.4%)  



ここにメスを入れないと、再生可能エネルギー補助金を食いつぶしておしまい、結局原子力と言うことになりかねない。  
 再生可能エネルギー法は、電力会社の地域独占の廃止、発送電の分離と共に総括原価方式の料金決めをやめるということが前提でしょう、”菅さん”。