「時ノ寿 Standard 木組の家] 発表

 NPO法人時ノ寿の森クラブと協働で 「時ノ寿 Standard 木組の家」の発売の計画しています、
コストがはっきり決定しない中での見切り発車ですが、今2棟実際に稼働中あるいは準備中です。

 「時ノ寿 Standard 木組の家」では30坪と*1)40坪の2タイプを用意しています、住まい手は
この2つのプランをベースに基本計画をしていただく仕組みです、もちろん別でもかまいません。


 「時ノ寿 Standard 木組の家」では、住まいの”かたち”決める”かた”として
”7つの原則+ONE”の提案をしました。

1):Nature
     …気候風土に根ざす。
2):Collectv
     …住まい手、山、職人、設計者の四者が顔の見える関係の中で協働する。
3):halfbuild
     …住まい手も家づくりに参加(竹小舞、荒壁、三和土を中心に危険のないメニューを用意)し、
住まいに愛着を育む。
4):Frame(*2):木組は木の癖組)
     …構造の要である架構は、木の特性を生かして木を組む。
5):Efficency
     …耐震性=耐力+変形でどちらにも偏らなく、バランスよく。 
     …温熱環境=土(容積比熱大)を活用し温冷輻射と通風を基本として、極力エアコン等アクテイブな
       装置に頼らない。
6)1/2・energylife(我慢も消費も最小限の住まい)
     …*3)暮らしのエネルギー消費と電力消費を1/2とする。
7):Circulative resources
     …資源循環を基本として、地元の木と土でつくる。
+ONE(先人木を植え、後人その木の下で憩う)
     …愛情お裾分けプロジェクト

このプロジェクトと2及び7は、NPO法人時ノ寿の森クラブと協働で行います、用は山に再生産の利益を還元し、
持続的に循環する環境を整備したい言うことです。



「時ノ寿 Standard 木組の家」は”7つの原則+ONE”でもうたっているように、地元の木と土、
地元の大工と左官でつくる仕組みを目指しています。
 土を使った家は、住む人が自分で作るというのが基本、世界中どこもそうらしい、”土は専門能力が無くても扱える。”
彼の久住さんは言います、もちろん仕上げは左官職人。


 *1) 木組ゼミのミニマムハウスが下絵です、さらに”7つの原則+ONE”も木組の教えを僕らなりに
    租借して提案しています。
*2) 故西岡棟梁の口伝…木組は木の癖組、木の癖組は人の心組から引用
*3) 2008年の新エネ基準相当の住宅(暖房・冷房・換気・給湯・照明を)基準としています。[[]]