体を動かすっておもしろい。

 
  ”今でも、手書きでクルマのデザインをデッサンする、自身のデザイン力を落とさないないために”と世界的なカーデザイナーの奥山清行さん。
 ”腕?手?動かすことで、体が記憶するんです!”

 
奥山さんほど格好よくないが、最近、腕を、手を実際に体を動かしたのものづくりに興味とこだわりを持ち始めた。

 山に入り木を伐採、葉枯らし、玉切りして、果ては出材も(だから製材の時は生唾もんです)、竹を割り小舞竹をつくる。
誰もが”設計者がそこまでするか”といぶかしがる。

しかしこの体を動かすことが脳を刺激する、伐採も、出材も脳と頭をフル回転させる、選木して、立木を見上げ重心を確かめ、どの方向に倒すか見定める。
 仕事の後先が解らないと、手戻りを生ずる、かかり木は作業性を損なうし危険、段取り取り8分の世界だ。

 家づくりの現場でも体を動かす”時ノ寿・standard・木組の家”の造り方の原則は参加型、だから施主も家づくりに参加する。

 外部塗装、小舞掻け、荒壁つけ、土場造り、土間の叩きなどメニューを用意する。

最初躊躇していてもやり出すとおもしろい、来週は家族でやってくる、メニューを何か用意しくちゃ。